神奈川入試ラボNyushi Lab
深掘り 01

S値の計算を具体例でわかりやすく

「S値って結局いくつ必要?」——式だけ見てもピンと来ません。この記事では実際の数字を入れてS値を計算し、比率の違いで結果がどう変わるかを見ていきます。

おさらい:S値の式

S値 = f×(内申÷135×100) + g×(学力÷500×100) + h×(特色÷100×100)
(f+g=10、h=0〜5。満点は (10+h)×100 点)

各要素を100点満点に「そろえて」から、学校ごとの比率で加重合計するのがポイントです。

例1:比率5:5の高校(特色なし)

内申110/135、学力350/500 の受験生を、比率5:5で計算します。

このタイプは内申と当日点が同じ重み。どちらかが弱くても、もう一方で補いやすいバランス型です。

例2:比率3:7の学力重視校

同じ受験生(内申110、学力350)を、学力重視の3:7で計算すると:

5:5より下がりました。内申が高め・当日点が控えめのこの受験生には、学力重視校は不利に働くことが分かります。逆に「内申は低いが当日点で稼ぐ」タイプなら3:7が有利になります。

例3:特色検査あり(3:7:2)の難関校

内申120、学力420、特色70/100 の受験生を3:7:2で計算します(満点1200)。

難関校では特色検査(h)の比重が大きく、ここで差がつきます。特色対策の有無がS値に直結します。

自分の数字で試す

ここまでの計算は 合否シミュレーター に内申・目標点・比率を入れると自動で出ます。志望校の比率は各校ページや 配点早見 で確認できます。

よくある質問

Q. S値の「合格ライン」はいくつ?
A. 合格ラインは高校・年度・倍率で変動し、公式には公表されません。本サイトはS値の計算・配点の重みまでを扱い、断定的なボーダーは提示していません。

Q. 内申と当日点、どちらを上げると効率的?
A. 志望校の比率次第です。学力重視校なら当日点、内申重視校なら評定。配点早見の「内申1点≒学力何点」で判断できます。

出典:神奈川県教育委員会「公立高等学校 入学者選抜」関連資料。制度は年度により変わる場合があります。最新情報は県教育委員会の公表資料をご確認ください。